きのうはたくさん雨が降ったね

「ねえ、かえるさん。」「かえるくん。」と、かえるくんは指を一本立てて訂正した。「ねえ、かえるくん、きのうはたくさん雨が降ったね。いろんなものが流されてしまったね。」

まよなかにおきてるかのこと

靴底の擦り減り方がおかしいひとには近づきたくない、いますぐにでもあの鏡で自分の顔を確かめなければすべて――わたしがすべてだと思っているすべてが崩れてしまう気がした、

リップクリームを片手で開けるひとになったら(だめ・あかん・いけない)。(というのも・ゆうんは)左手で蓋を外してその蓋はおやゆびと人さし指で持っ(と・て)ってそ(れ・ん)で小指で手前にリップクリーム、動かして、リップクリーム出す(の・ねん)、うすべにのリップクリーム出して、(そ・ほ)んで塗る。ずうっと塗る、わたしと私が段々混ざる。

という、わたしはいやなの(だ・です)

語尾が断定できないので読んでるひとが各々に、選んでくれればいいの(だ・です)

関西弁も使えるし使いたいけど意図的にしか使えなくてまだわたしはひとにことばを選んでもらうしかないの(だ・です)かなしい(です・な)。

毎日こうやって恥ずかしいものをさらしてどうなるのか意味なんてないと思ってるうちは毎日形をとって書いていき(ます・たい)。

「ます」と「たい」なんてそもそも文法的意味すら違ってそこははっきりしなきゃいけない語尾以上の問題(だ・です)どうしよう。

 

毎日こうやって恥ずかしいものをさらしてどうなるか意味なんてないと思ってるうちは毎日形をとって書いていくことに(する・します)。